2015-11-20から1日間の記事一覧

拒絶理由を掘り下げてみる

49条「拒絶の査定」が、他の条文への言及だらけで条文だけ見てもよくわからないので掘り下げてみることにする。 (拒絶の査定)第四十九条 審査官は、特許出願が次の各号のいずれかに該当するときは、その特許出願について拒絶をすべき旨の査定をしなければ…

拒絶理由通知の趣旨

特許は、出願されたものを審査官が審査して(47条)、「これは要件を満たすな~」=「拒絶理由(49条)がないな~」となると特許権が与えられる。 (審査官による審査)第四十七条 特許庁長官は、審査官に特許出願を審査させなければならない。 (拒絶の査定)第…

包袋禁反言の法理(file-wrapper estoppel)とは

日本語で読んでも英語で読んでも中二病っぽいこの単語、ちなみにestoppel1単語で「禁反言の法理」と言う意味になる。要するに「前に主張したことと矛盾する主張をしてはいけない」という原則のこと。 実例をここに上げようとして調べていたら、禁反言の法理…