H28短答試験

自己採点結果 特許・実用新案 10/20意匠 6/10商標 3/10条約 7/10著不 7/10 苦手順は商標 > 特許・実用新案 > 意匠 という感じですね。今年から試験の形が変わるということで、どうなるのかなぁと思っていましたが、予告通り合格ラインが40%なのだとすると、…

H25過去問

前回からやはり1ヶ月ちょいを掛けて、H25の過去問を解いた。 H26の法改正で、音商標が導入されているため、H25の過去問では「視覚によって認識される」と書かれている。正誤が反転するケース。 今週末が短答試験である。独学で行ったこととしては、3年分の過…

H26過去問

前回から1ヶ月ちょいかけて、H26の過去問を解いた。 参考にしたサイトでは60問中8問が捨て問に指定されていた。弁理士試験の過去問の解説 それを除いて13問正解。H27は60問中26問正解だったので、悪化している。 Ankiによる矛盾の消去機能で、特許無効審判の…

過去問勉強引き続き

2/13、2/16の続き。 1ポモドーロで弁理士試験の過去問を解く。26.5分で13問解けた。本番は3.5時間で60問なので時間的には余裕。個別のマルバツ問題の正解率65問中38問正解で58%だけど、実際の問題は5問ずつまとまって「正しいものはいくつあるか」などと聞い…

memo

今日は 142 枚のカード を20 分間 で学習しました。 忘却回数: 20 (85.9% 正解) 学習: 38枚、復習: 96枚、再学習: 8枚、フィルター: 0枚 今日は熟知なカードを学習しませんでした。

interference

「{{c1::前置審査}}の審査官は、{{c2::特許をすべき旨の査定}}をする場合を除き、{{c3::補正を却下}}することができない」という知識が原因で「審判官は、拒絶査定不服審判の請求と同時にされた補正を「補正前の発明と、補正後の発明とが、発明の単一性の要…

過去問演習

昨日はH27短答式過去問の14と15を解いた。10枝中6枝正解で、2問中0問正解。今日は帰りの電車で印刷しておいた過去問の16~19を解いた。3枝、3枝、5枝、5枝正解で20枝中16枝、4問中2問正解。 前回の25分測って解いた感じからして、僕は時間が余りがちなので、…

過去問を解く

1ポモドーロで弁理士試験の過去問を解く。26.5分で13問解けた。本番は3.5時間で60問なので時間的には余裕。個別のマルバツ問題の正解率65問中38問正解で58%だけど、実際の問題は5問ずつまとまって「正しいものはいくつあるか」などと聞いてくるので13問中5問…

独立特許要件違反に気づいているのに補正却下できない場合

「独立特許要件違反に気づいているのに補正却下できない場合は?」という質問が答えを見てもよくわからなかったので調べた。 簡単にまとめると:前置審査において、審判請求時にした補正が独立特許要件違反などの不適法な内容であった時です。前置審査の審査…

勉強ログ

試験に申し込むとついついその試験に受かることを目的にしてしまいがちだが、そもそもの目的は「学びの効率化」だということを忘れないようにしよう。 自分を実験台に、何をどれくらい学習したらどうなったかののログを取って行く。 2016/02/01 家から会社ま…

願書請求した

いろんな人から「弁理士受けたら?」と言われて、今年すぐは無理だろうから知的財産管理技能士とかでもっと勉強してからと思って断り続けてたんだけど、自分が「落ちると決めつけないで未踏に応募しよう」と言っておきながら自分で落ちると決めつけて弁理士…

特許権の移転請求権

Q: 特許権の移転請求権の行使が認められるのはどういう時か? 僕の回答: 特許を受ける権利を有しないものによる出願(冒認出願)の場合だな 解答: 共同発明なのに共同出願しなかった場合(第38条の規定に違反)と、その発明について特許を受ける権利を有しない者…

第21回二級知的財産管理技能士学科試験まとめ

朝起きて、ふと思い立ったので第21回二級知的財産管理技能士学科試験の過去問を解いてみた。 http://www.kentei-info-ip-edu.org/library/pdf/141130_2Q_g.pdf 解くのに1時間、その後迷った点や間違った点について調べて解説を書くのに3~4時間かかった。40…

第21回二級知的財産管理技能士学科試験(25~40)

(誤り)「意匠登録出願に係る意匠について補正できる期間は,拒絶理由通知の発送日から所定の期間に限られる。」 特許法の準用なら拒絶査定後の不服審判などの際にも補正できるよね。 「特許協力条約(PCT)に基づく国際出願に対する国際調査報告を受領し…

第21回二級知的財産管理技能士学科試験(18~23)

(誤り)「拒絶査定不服審判の請求は,最後の拒絶理由の通知から3カ月以内に行わなければならない。」 これはひっかかる。まず、昔は「30日」だったのだが、平成20年(2008年)の法改正で「3カ月」に延長された。だからこれは正しいだろうと考えてしまったがト…

第21回二級知的財産管理技能士学科試験(15~17)

(誤り)「瑕疵担保責任は,民法上定められた権利であるので,当事者間の契約によって,排除することはできない。」 瑕疵担保責任は確かに民法上定められた責任(570条)であり、売主がその責任を果たさない場合、買主は損害賠償請求や契約の解除ができる。しか…

第21回二級知的財産管理技能士学科試験(1~14)

過去問を解いてみたので新しく学んだことをメモしておく。 編集著作物はデータベースを含まない。 (編集著作物)第十二条 編集物(データベースに該当するものを除く。以下同じ。)でその素材の選択又は配列によつて創作性を有するものは、著作物として保護…

特許拒絶査定不服審判を含むフロー

特許庁がPDFを作ってくれている。 https://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/sinpan-binran_16/61-00_1.pdf 最近調査していた 特開2011-183509 はまさにこれの一番長いパスを通っている。 2010/03/09 :特許願2012/06/14 :出願審査請求書 2013/06/04…

前置審査とは

審査官の拒絶査定に不服の場合には、拒絶査定不服審判を請求できる。だけど、その請求と同時に補正がなされた場合には、引き続きその拒絶査定をした審査官が審査する。これが前置審査。 第百六十二条 特許庁長官は、拒絶査定不服審判の請求があつた場合にお…

最初の拒絶理由通知に対する補正の内容的制限

Q: 「最初の拒絶理由通知」に対する補正の、内容的制限とは? 僕の回答: 「最初の拒絶理由通知」ってなんだっけ? 解答: 新規事項の追加の禁止 特許請求の範囲について補正をするときは、拒絶理由通知において特許をすることができないものか否かについての…

新規性喪失の例外の適用を受けるための要件は?

Q: 新規性喪失の例外の適用を受けるための要件は? 僕の回答: 公開から6か月以内の出願であること、新規性喪失の例外に該当することを出願時に申告すること、出願から何か月かの間に証拠を出すこと 正解: 新規性を失った日から6か月以内に出願すること 新規…

実用新案の無審査登録主義について

実用新案は無審査で登録されるが、そう法改正されたのは平成5年のこと。意外と新しい法改正でびっくりしたのでここに書き留めておく。(てっきり最初から無審査だったのかと思っていた)

実用新案出願にはいくらかかるか

実用新案登録出願 14,000円実用新案登録料第1年から第3年まで 毎年 2,100円に1請求項につき100円を加えた額第4年から第6年まで 毎年 6,100円に1請求項につき300円を加えた額第7年から第10年まで 毎年 18,100円に1請求項につき900円を加えた額実用新案技術評…

毎日一歩

忙しいと1週間近くブログを書かないことがある。勉強をするのも忘れている。よくない。 Q: 補償金請求権はいつから行使できるか? 僕の答え: 出願後に実施者に警告書を送った場合、および相手が出願を知った上で実施している場合に、特許登録後に請求が可能…

早期審査について

昭和45年(1970) 審査請求制度の導入 昭和61年(1986) 早期審査制度の導入 平成20年(2008) スーパー早期審査制度の導入 データ http://www.jpo.go.jp/shiryou/toukei/pdf/syutugan_toukei_sokuho/201509_gaiyo.pdf 特許出願 24万件 審査請求 18万件 査定不服審…

特許権の移転の登録前の実施による通常実施権

Q: 特許権の移転の登録前の実施による通常実施権(特許法79条の2)を認める理由は何か? 僕の雑な回答 特許権の移転によってそれまで実施していたものの実施権が失われるのでは設備投資とかが無駄になって産業の発展に寄与しないから。 解答 A: 特許権が冒認…

移転請求が真の権利者の出願であることを要件としない理由

最近、マスター塾の無料のiPhoneアプリを入れてみた。問題が出てそれにこたえるタイプなのだけど、これが電車待ちなどの細切れ時間で遊べて結構面白い。例えば以下のような問題が出る。 Q: 特許法74条1項の「特許権の移転請求」が、真の権利者が出願している…

拒絶理由を掘り下げてみる

49条「拒絶の査定」が、他の条文への言及だらけで条文だけ見てもよくわからないので掘り下げてみることにする。 (拒絶の査定)第四十九条 審査官は、特許出願が次の各号のいずれかに該当するときは、その特許出願について拒絶をすべき旨の査定をしなければ…

拒絶理由通知の趣旨

特許は、出願されたものを審査官が審査して(47条)、「これは要件を満たすな~」=「拒絶理由(49条)がないな~」となると特許権が与えられる。 (審査官による審査)第四十七条 特許庁長官は、審査官に特許出願を審査させなければならない。 (拒絶の査定)第…

包袋禁反言の法理(file-wrapper estoppel)とは

日本語で読んでも英語で読んでも中二病っぽいこの単語、ちなみにestoppel1単語で「禁反言の法理」と言う意味になる。要するに「前に主張したことと矛盾する主張をしてはいけない」という原則のこと。 実例をここに上げようとして調べていたら、禁反言の法理…